とき:2006年 1月9日(月・祝)   時間:14;00
会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階 (JR西小倉駅徒歩 3分)
 小倉出張所の初笑い!!

 第二回新春寄席の日がやってきました。

 三人おば娘の皆さん、準備はいいですか?

 それではそろそろ参りましょうか。
 さんさん亭には正月飾りがしてあり

 高座もいつもとは違う新春バージョンとなっています。

 初めてさんさん亭の高座に上がる三人おば…娘は

 何度も高座に上がる練習をしたり

 マイクのテストをしたりと緊張の連続です。

 お客さんが本当にいらして下さるのか不安でした。 
 新春寄席の受付は

 お茶子をお願いしました かいごさんと小絵夢ちゃんです。

 今回はお客さんにアンケートの記入をお願いするので

 その案内とチラシ配りで大忙しです。

 最近はこの表情がキメポーズの小絵夢ちゃんです(笑)。
 さんさん亭あるじ小野さんのご挨拶から

 今年も寄席が始まります。

 いつもウィットに富んだスピーチで

 場内を明るくしてくださいます。
 開口一番

 まずは皆さんに新春のご挨拶を・・・。

 黒紋付に、めでたく白袴(本人はシルバーだと言ってました)

 で登場しましたのは山椒家小粒さんです。

 紋は自分で夜なべして作ったと言う「一寸法師」の紋です。

 こんなことをしていないでもう少し稽古をすれば・・・といつも思うのですが。
 これから高座に上がります三人おば…娘の紹介です。

 三人は最初に花束を頂いたのですが

 小粒さんは何ももらえないのかと思っていたら

 花束が入っていた紙袋を遊歩さんから頂きました。

     「隅から隅までづづづいっと、御願い奉りまする〜」

 第二回新春寄席のはじまり、はじまり・・・・。
 立てば芍薬・座れば牡丹・歩く姿は百合の花、双葉乃小花さんです。
 演目は正月にぴったりのおめでたい噺「松竹梅」です。
 
 噺は松さん、竹さん、梅さんところに伊勢屋さんから手紙が届きました。
 
 伊勢屋さんの息子が結婚するから、是非祝いの余興をしてくれというもの。
 
 何も芸のない三人はご隠居さんに相談します・・・。
 
 三人おば…娘さんには
 初めてさんさん亭の高座に上がった感想を書いてもらいました。


 『「落語」と出会って早一年足らず。恐れ多くも「さんさん寄席の演者」となりました。
   落語を自分の体に取り入れながら、人間または情景の描写をいかになすか?
   「落語」の難しさ、厳しさに直面しました。高座に上がっての孤独。数十分の独演。
   樂語を心がけていましたが、ラ・苦語になってしまいました。
 
   こんなにもがいているのに、離れられません!不思議です。
   「落語」に囚われてます。それがうれしいのです。
   恋する乙女のように・・・。』
                        (小花さん談)
 受付とお茶子をしたいただきました、かいごさんです。

 前日にお願いしたにも関らずとても落ち着いていました。

 着物はお母さんのものだそうです。
 高座から降りきた小花さんです。

 楽屋で「良かったよ〜」言われ緊張から解放されたのか

 またまた、泣いてしまいました。
 続きましては小倉出張所の広報担当
 どこでも、誰とでもすぐ話が弾む葵之小きみさんです。
 噺は小きみさんにぴったりの噺と評判の「堀の内」です。

 落語には粗忽者、そそっかしい人が登場しますが

 この粗忽者の男が何とかそそっかしい性格を直そうと堀の内のお祖師様に

 お参りに行くことになったのですが・・・。
 『3年前にこのさんさん広場へ訪れた時は、自分がまさか、
  高座に上がろうとは、夢にも思わなかった・・・。

  今回も上がる直前で、やっぱりかっかなり緊張(>_<) 
  本番の怖さ身にしみました(^_^;)
  反省点ばかりで・恥ずかしい姿でも、
  最後まで見てくださった沢山のお客様の、
  ご声援・ご助言・叱咤激励を有り難く頂戴し、感謝の気持ちで一杯です。

  自分自身もっと本番に、ゆとりを持って楽しめるよう〜更に更に精進いたします。
  今後ともどうぞ皆さん応援のほど宜しくお願いいたしますm(__)m。

  最後に小粒さん小雪さんメンバーのみんな、
  それに小絵夢も指導や励まし有難うです(*^_^*)』          (小きみさん談)
 楽屋では小倉の母が小粒さんの手相を見ています。

 今日の運勢は・・・・。

 「ん、女難の相が出ていますなぁ〜」なんてことはありませんで、

 何やらこそこそと打ち合わせをしているようです。
 小倉出張所のママドル、イケイケの愛悉亭小まだむさんです。
 演目は「子ほめ」です。道中の歩く姿はとっても決まっています。

 随分と稽古をしたのでしょう。お見事!

 噺は人を誉めるのは大変難しいことで、その上タタで酒を飲ませてもらおうと

 思うといろいろと褒めるのも大変になります・・・。
 『どこまで話したか分からなくなった時は、

 頭の中が真っ白になりました。
 
 反省する事はたくさんありますが、

 今は・・・楽しかった♪』                        (小まだむさん談)
 小倉出張所の頼りない大黒柱、山椒家小粒さんです。
 演目は成人の日にぴったりの「明烏」です。

 噺はまじめ過ぎるせがれを心配した親が

 知り合いに頼んで吉原へ連れて行ってもらうことに・・・。
 『こんなに大勢のお客さんに来ていただき

  新年早々、ありがたいもんですね。

  これからも皆さんに楽しんでいただけるように

  稽古に励みます??』                            (小粒談)
 チラシをいつもより多めの100枚用意してきましたが
 途中でなくなってしまい正確なお客さんの数は不明ですが
 140名以上のお客さんのお越しいただきました。

 これもさんさん広場のスタッフの皆さんのお陰です。
 本当にありがとうございます。<m(__)m> 

 今回何とお客さんの岡山から天秤座さんがいらっしゃいました。

 いつものさんさん新聞に加えてメンバー一人一人用に作っていただきました。
 本当にありがとうございます。

 第二回新春寄席
 
  「さんさん新聞」

 まだまだ外は寒いので今回も打ち上げはリバーウォーク地下1階です。
 早速アンケートに目を通し、あれこれと落語談義で盛り上がりました。

 この一年また、楽しく落語をやっていきましょう。

平成18年1月10日(火)朝日新聞朝刊・北九州版より



さんさん亭 新春寄席  
とき:2005年 1月9日(日) 時間:14:00
会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4F (西小倉駅 徒歩5分)
 今年最初の落語はさんさん亭からです。

 今回はゲストの力を借りずに

 初めて噺の会じゅげむ小倉出張所の

 メンバーだけで挑戦します。

 恒例の小倉城での写真ではメンバー勢ぞろいです。

 時々小雪が舞う寒い日になってしまいました。
 新春演芸シリーズが3回にわたって開催され

 第1弾は前日にお琴の演奏会が行われました。

 今日は、シリーズ第2弾・初笑い!新春寄席です。

 小粒さんもちょっと派手に

 「マツケンサンバ」の曲にあわせての踊りつきでの

 登場です。

 背中には「賀正」の文字が・・・。
 今回は新春寄席ということで特別な装いです。
 壁にはさんさん亭新春寄席の
 初春らしい鮮やかな文字
 会場は二部屋を使い
 広々とゆったりした客席と高座を
 作っていただきました。


 踊りのすぐ後で
 息も絶え絶えに高座に上がった小粒さんの1席目は
 おめでたい「一目上がり」です。
 八っつあんは隠居に掛け物の褒め方を教わり
 さっそく他所で試してみるのですが…。
 
 新春寄席ではメンバー総出演です。
 
 まずは総合司会の小さとさんの
 『目が覚めるほどつまらない話あるいは
  あくびが出るほど面白い話』です。

 「ここより北へ北へと進んでいった南の国に
  一人のとても頭の良い馬鹿な男が
  住んでいました…。」

 お客さんは小さとワールドに引き込まれてゆき
 独特の雰囲気に会場は包まれました。
 
 続いて高座に上がったのは

 お茶子の小雪さんです。

 普段はなかなか聞く機会の少ない

 『高座返し』の説明です。

 「初めてのことでとても緊張しました」

 と言ってましたが、くすぐりも受けていたので

 なかなか、どうして、どうして…。
 いつも下座で三味線と太鼓を演奏している

 ひまわり社中の緒々箏さんとはる華さんは

 唄と箏と太鼓を披露しました。

 お客さんも一緒に「上を向いて歩こう」を

 唄ってくださいました。

 二人とも落ち着いていて

 風格さえ漂っていました。…さすが!!
 ひまわり社中の最後は

 いよいよ小きみさんの「南京玉すだれ」です。

 初めてのステージでは

 「携帯電話」、 「魚釣り竿」などを披露し

 新年会さながら、会場がおおいに

 盛り上がりました。

 

         「悔しいくらい受けてました。(小粒)」
 楽屋ではメンバーのことが気になっていたようですが

 ハデハデの着物を着替えて再度登場です。


 小粒さんの2席目はリクエストに答えまして

 「初天神」です。

 何も買わないと言う約束で

 倅を初天神のお参りに連れて行くのですが・・・。
 新春寄席も無事に終わり

 最後はお客さんお待ちかねの福引きです。

 今回は60名のお客さんに来ていただきました。

 ありがとうございます。
 さんさん広場の皆さんには

 今回もさんさん新聞を作っていただき

 お客さんにもお土産としてお持ちいただきました。


 皆さん今年もよろしくお願いします。
 第一回新春寄席
 
  「さんさん新聞」

  
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