第十回 さんさん寄席
とき:2004年5月16日(日) 時間:15:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 今回はあいにくの雨になってしまいました。

 小倉城での写真撮影は今回で9回目。

 これも皆さんが当HPを見ていただいているお陰で

 ゲストの方々にも好評で・・・。(自画自賛!)

 本日ゲストの川崎亭好朝さんは川崎町から

 いらっしゃいました。
 今回の落語豆知識は演目に因んで「愛宕山」に
 
 ついてです。

 もともと「愛宕山」上方落語ですが
 
 三代目三遊亭円馬師匠が東京に持ち帰って

 八代目桂文楽師匠で有名になった噺です。

 この他にも上方がルーツの演目って多いですよね。
 川崎亭好朝さんは落研出身でプロの噺家さんとも

 落語をされています。

 普段は物静かな好朝さんですが高座にあがれば

 表情豊かな好朝さんに変身です。

 1月にお越しいただきました粗忽家酔書さんと

 7月3日(土)には博多で「二人会」を開かれます。

 スッごく楽しみですね。 
 長身の好朝さんは着物姿も凛々しく素敵です。

 1席目は皆さんおなじみの「桃太郎」です。

 親が子どもを寝かせるのに

 桃太郎の話をするのですが、

 反対に親が寝かし付けられると言う噺です。

 軽快な口調で会場を

 大いに沸かせていただきました。 
 皆さん、着物を着るときにタオルを2枚3枚と入れて

 着ていますが小粒さんは自前で間に合います。

 「よっ、太腹!!」
 
 毎回ネタおろしのに挑戦している小粒さんですが

 今日のネタはお客さんのリクエストにお答えしての

 文楽師匠の十八番「愛宕山」です。

 ん〜、大丈夫でしょうか?
 何度も稽古をした小粒さんですが、しぐさがとても

 難しかったようです。

 唄もありますし・・・。

 噺は旦那が太鼓もちを連れて
 京都へ遊びに行きます。

 ほうぼうで遊んだ後、山遊びをしようと愛宕山へ

 やってきました。いざ愛宕山へ登るのですが・・・。
 今回はお足元の悪い中60名のお客さんに

 お越しいただきました。

 嬉しいことに常連のお客さんも増えてきました。

 ありがとうございます。
 お色直しも済み

 好朝さんの2席目は
 
 こちらも、お客さんからのリクエストで

 志ん生師匠の十八番「火焔太鼓」です。

 小粒さんは「文楽師匠と志ん生師匠の競演だ!」と

 ひとりだけで盛り上がっていました。
 噺は道具屋をやっている主がひょんなことから

 太鼓を買って帰ってきますがあまりの汚さに
 
 おかみさんに

 「まぁ、こんな汚い太鼓を買ってきて・・・」と

 叱られます。日頃からあんたは商売が

 ヘタなんだからと言われていますのでここで何とか

 ひとあわ吹かせることができるでしょうか?
 今日も大盛況のうちにさんさん寄席お開きです。

 皆さんお疲れさまでした。

 今回いらしていただきましたお客さんには

 好朝さんの写真が大きく入ったさんさん新聞を

 お配りいたしました。


 
 第十回さんさん寄席
 
  「さんさん新聞」
 打ち上げは近くのファミレスで。

 川笑一座のさつま家小いもさんもご一緒に
 
 またまた、記念写真です。

 小いもさんはメンバーも

 びっくりするほどの落語通で、

 漫才、唄と多芸の方です。

 今度は是非、ごいっしょに

 さんさん寄席にご出演お願いします。


第九回 さんさん寄席
とき:2004年4月18日(日) 時間:16:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 
 今日はお天気が心配でしたのでいそいで写真を

 撮りに行きました。

 いつもお茶目な田楽さんです。

 今回ご出演の三流亭田楽さんは

 宗像落語会・はこざき落語会に所属されています。
 半被を新調しましたので
 お披露目もかねてメンバー紹介をしました。
 
 会場からは「がんばって!」と暖かい声を
 かけていただきました。

 そのせいでしょうか、あの緒々箏さんが
 2回も三味線を間違えてしまうという
 アクシデントが起こってしまいました。

 今日は、出囃子だけじゃないのに大丈夫かな…?。
 三度目の出囃子でようやく、

 高座に上がることができた田楽さんでした。

 本職はなんと数学の講師なんですって。

 田楽さんのHPを見ると頭が痛くなるような

 数学の2次方程式やらが載っています。

 好きなものが「数学」ですから

 スッゴイですね。それだけでも
 尊敬をしてしまいます。
 一席目の噺は「長短」です。 
 
 気の短い江戸っ子と気のなが〜い大阪人と

 言う設定で会場からは「上手い!」と

 声がかかりました。

 ご本人は笑いが欲しい所で来なかったと

 おっしゃっていましたが、

 会場から声がかかるのだから、さすがです。
 お天気があまり良くなかったところを

 42名のお客さんにお越しいただきました。

 本当にありがとうございます。
 小粒さんの噺は以前リクエストを頂きました中から

 春のネタで「長屋の花見」です。

 貧乏長屋の大家さんと店子が

 趣向を凝らして花見にでかけるのですが…

 今回の着物のイメージは袴が(茶色)桜の木の幹で

 着物が(桜色)桜の花、衿が(黄緑)葉っぱ

 だそうですが・・・。

 気づいた方は誰もいないと思います。 
 到津市民福祉センターの「落ごっこ」の皆さんに
 
 お越しいただきました。

 いつもご支援いただきありがとうございます。

 今回は、上方風に「はめもの」が入ったり
 
 お客さんにも長屋の花見に登場していただいたりと
 
 趣向を凝らした(?)小粒さんでした。
 小粒さんの突然の思いつきで、
 はじめて「はめもの」に
 挑戦したひまわり社中でしたが
 時間もない中うまく噺に合わせることができました。 

 今回はなかなか聞くことが出来ない
 幇間が登場してくる場面まで挑戦をしました。

      「一度は諦めた演目でしたが、
       当会本店の仁六家拾八さん
       寿亭司之助さんのご協力でなんとか
       高座にかけることができました、
       ありがとうございます。」(小粒)
 楽屋で集中をしている田楽さんです。

 このあとまた、アクシデント発生!!
 集中のしすぎと、出番の勘違い?(田楽さん談)
 で小粒さんが降りたあともずっとこのままでした。

 社中のはる華さんが太鼓を叩きながら
 田楽さんに声をかけて、ようやく出番に気づいて
 あわてて高座に上りました。

 ひまわり社中はこれまでで一番長い出囃子を
 演奏したんじゃないでしょうか。(ギネス級?)
 高座に上がったあともまた、アクシデント発生!!!

 二度目の高座は羽織を着ての登場でしたが、
 なんとその羽織には紐が片方しか
 ついていなかったのです。
 あんなに早く羽織を脱いだ噺家が今までに
 いたでしょうか。
 お陰で、羽織姿を撮ることができませんでした。

 そんな2度のアクシデントにもかかわらず
 田楽さんは見事に高座を努めてくださいました。 
 
 田楽さんの2席目は「宿屋の仇討」です。

 宿の隣で騒いでいる男達をどうにか黙らせようと

 考えついたことは・・・。 


 「バサッ!」 決まったね!

 お客さんも田楽さんの噺をじっくりと聞いて

 堪能されていました。

 
 第九回さんさん寄席
 
   「さんさん新聞」
 打ち上げは近くのファミレスで

 おなかも空いていたので早めの夕食です。

 田楽さんは論文の作成のために

 9月から来年まで落語はお休みに入るそうです。

 さんさん寄席にたまには息抜きに遊びに

 いらして下さい。

 飛び入り大歓迎です。


  
もどる
inserted by FC2 system