第九回 さんさん寄席 | |
とき:2004年4月18日(日) 時間:16:00 会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階) |
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今日はお天気が心配でしたのでいそいで写真を 撮りに行きました。 いつもお茶目な田楽さんです。 今回ご出演の三流亭田楽さんは 宗像落語会・はこざき落語会に所属されています。 |
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半被を新調しましたので お披露目もかねてメンバー紹介をしました。 会場からは「がんばって!」と暖かい声を かけていただきました。 そのせいでしょうか、あの緒々箏さんが 2回も三味線を間違えてしまうという アクシデントが起こってしまいました。 今日は、出囃子だけじゃないのに大丈夫かな…?。 |
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三度目の出囃子でようやく、 高座に上がることができた田楽さんでした。 本職はなんと数学の講師なんですって。 田楽さんのHPを見ると頭が痛くなるような 数学の2次方程式やらが載っています。 好きなものが「数学」ですから スッゴイですね。それだけでも 尊敬をしてしまいます。 |
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一席目の噺は「長短」です。 気の短い江戸っ子と気のなが〜い大阪人と 言う設定で会場からは「上手い!」と 声がかかりました。 ご本人は笑いが欲しい所で来なかったと おっしゃっていましたが、 会場から声がかかるのだから、さすがです。 |
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お天気があまり良くなかったところを 42名のお客さんにお越しいただきました。 本当にありがとうございます。 |
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小粒さんの噺は以前リクエストを頂きました中から 春のネタで「長屋の花見」です。 貧乏長屋の大家さんと店子が 趣向を凝らして花見にでかけるのですが… 今回の着物のイメージは袴が(茶色)桜の木の幹で 着物が(桜色)桜の花、衿が(黄緑)葉っぱ だそうですが・・・。 気づいた方は誰もいないと思います。 |
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到津市民福祉センターの「落ごっこ」の皆さんに お越しいただきました。 いつもご支援いただきありがとうございます。 今回は、上方風に「はめもの」が入ったり お客さんにも長屋の花見に登場していただいたりと 趣向を凝らした(?)小粒さんでした。 |
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小粒さんの突然の思いつきで、 はじめて「はめもの」に 挑戦したひまわり社中でしたが 時間もない中うまく噺に合わせることができました。 今回はなかなか聞くことが出来ない 幇間が登場してくる場面まで挑戦をしました。 「一度は諦めた演目でしたが、 当会本店の仁六家拾八さんと 寿亭司之助さんのご協力でなんとか 高座にかけることができました、 ありがとうございます。」(小粒) |
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楽屋で集中をしている田楽さんです。 このあとまた、アクシデント発生!! 集中のしすぎと、出番の勘違い?(田楽さん談) で小粒さんが降りたあともずっとこのままでした。 社中のはる華さんが太鼓を叩きながら 田楽さんに声をかけて、ようやく出番に気づいて あわてて高座に上りました。 ひまわり社中はこれまでで一番長い出囃子を 演奏したんじゃないでしょうか。(ギネス級?) |
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高座に上がったあともまた、アクシデント発生!!! 二度目の高座は羽織を着ての登場でしたが、 なんとその羽織には紐が片方しか ついていなかったのです。 あんなに早く羽織を脱いだ噺家が今までに いたでしょうか。 お陰で、羽織姿を撮ることができませんでした。 そんな2度のアクシデントにもかかわらず 田楽さんは見事に高座を努めてくださいました。 |
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田楽さんの2席目は「宿屋の仇討」です。 宿の隣で騒いでいる男達をどうにか黙らせようと 考えついたことは・・・。 「バサッ!」 決まったね! お客さんも田楽さんの噺をじっくりと聞いて 堪能されていました。 |
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第九回さんさん寄席 「さんさん新聞」 |
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打ち上げは近くのファミレスで おなかも空いていたので早めの夕食です。 田楽さんは論文の作成のために 9月から来年まで落語はお休みに入るそうです。 さんさん寄席にたまには息抜きに遊びに いらして下さい。 飛び入り大歓迎です。 |
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