と き:2009年12月20日(日)  開演:14時
会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階
                       (JR西小倉駅徒歩3分)

 前日まで小雪が舞う寒い日が続いていましたが

 さんさん寄席当日は晴れ間ものぞきました。

 10月に続きゲストは大分県南落語組合から

 豊の熊五郎さん・奥さんです。

 奥さん手作りのパンは本当に美味しいです。

 今回も差し入れしていただきました。
 小倉城では、恒例のもちつき大会がありました。

 使ったもち米は、小笠原藩15万石にちなんで
 1石5斗(225キロ)。

 完成したもちは自然乾燥させた後、
 26日に、天守閣の1階に三段重ねの大鏡もちとして
 飾り付けられます。

 鏡割り(天守閣1階)は1月8日(金)10時
 1月11日(月・祝)12時からは
 おしるこ(天守閣前広場)で振舞われます。
 こちらリバーウォーク北九州には

 高さ12mの大きなクリスマスツリーが飾られています。

 電飾の灯りは手元のダイヤルを回すと点灯します。
 寄席の会場となっている朝日さんさん広場は

 リバーウォーク北九州4階、紫川側にあります。

 建物の形が複雑で迷子になる方もいらっしゃるとか・・・。

 朝日さんさん広場の掲示板には

 来年の新春寄席のポスターも貼ってありました。
 なんだか怪しい四人組み。

 席亭の竹腰さん、司会の由元さんと

 小粒さん&小花さんが何やら内緒話!!

 うーん、よからぬ相談か?
 開場前に、小花さんは、

 新春に上げる「鼓ヶ滝」を稽古中。

 声の調子はどうですか?

 今日のゲストの熊五郎さんにもみていただきました。

 来年の本番までお楽しみに!!
 広場の大きなクリスマスツリーがお客さんを

 お迎えしてくれます。

 開口一番は6代目席亭竹腰さんのご挨拶から。

 なんとなんと

 「さんさん広場」にからんだ洒落がでてくるとは・・・。

 さすが席亭、恐るべし!!
 出演者もうかうかしていられませんぞ。

 まずは、トップバッターは

 さんさん寄席ではお馴染みの

 とよの熊五郎さんの「千早ふる」です。

 この噺は今日がネタおろしとのことですが……。
 小倉百人一首の在原業平の歌の意味を

 先生に聞きに来た金さんですが……。

 繰り広げられる珍解釈と

 登場人物が熊五郎さんの雰囲気にぴったり(?)

 会場は笑いのモード全開です。
 今日のお茶子さんは角(すみ)さんです。

 開演のなんと五分前に急遽お願いしました。

 初めてのお茶子なのに

 上手に高座返しをしていただきました。

 差し入れまでいただいたのに

 スミませんでした。(笑)
 今年最後のリクエスト演目は「芝浜」です。

 「芝浜」と言えば、

 あの圓楽師匠が引退を決意した演目です。

 小粒さん「寿限無」でごまかそうと

 姑息な手段に出ようとしましたが……。
 最初のセリフでもう間違えるという波乱のスタート。

 はたして最後まで演じきれるのか?

 不安を感じながらもお客さんに助けられて

 なんとかサゲまでたどり着きました。

 残念ながら、引退はしないつもりのようです。

 膝代りは双葉乃小花さんです。

 篠笛で「荒城の月」、「宵待草」を演奏。

 この笛が聴きたくて

 来てくださったお客様もいらっしゃいました。

 仕込んだはずのファンクラブの面々の援助もなく

 演奏は終わってしまいました。
 今年最後のさんさん寄席の
 
 主任はとよの熊五郎さんで「粗忽長屋」です。
 
 自分の死体を引き取りに行くという

 めちゃくちゃナンセンスというか不条理な噺ですが、

 登場人物が魅力をいかんなく発揮して

 熊五郎ワールド炸裂!

 「『粗忽長屋』でこれだけうけたのは

 見たことありません」(小粒談)
 この後はお客様お待ちかねの

 「お楽しみ抽選会」です。

 楽屋には朝日サンタさんとトナカイさんも待機中。

 このサンタさんどっかで見たことあるんだけどな?

 角さんと一緒に記念撮影です。
 
 さあ、いよいよお楽しみ抽選会です。

 主任の豊の熊五郎さんにくじを引いていただきます。

 気になる景品はなんと、来年の1月24日(日)に

 九州国立博物館で行なわれる

 「第14回九博朝日寄席」のチケットです。

 二名様にプレゼント!!

 
 プレゼンターは朝日サンタさんとトナカイさんです。

 なんとこの後、席亭の竹腰さんの粋な計らいで、

 当たらなかった方に2010年1月3日(日)より

 出光美術館で開催される『唐三彩』のチケットを

 五組ペア(10枚)でプレゼントされました。

 さすが、席亭太っ腹!!

 大いに盛り上がったさんさん寄席も

 お開きになりました。

 九博担当の佐田さんと

 朝日サンタさんにも入っていただき

 恒例の記念写真です。

 はい、ポーズ!
クリックすると拡大します
 「第44回さんさん寄席」の

 さんさん新聞をご覧下さい。
 打ち上げは常盤橋側にある「久津の葉」さんです。

 とよのくまさんご夫妻、亀子さんに加わり

 またまた珍客到来!!

 一年を締めくくる楽しい打ち上げでした。

 皆さん、来年もよろしくお願い致します。



  

と き:2009年10月18日(日)  開演:14時
会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階
                       (JR西小倉駅徒歩3分)

 秋晴れのリバーウォーク北九州周辺は
 人人人で大賑わいです。

 小倉城のお堀の前では
 フリーマーケットが行なわれており
 いつもの定位置ではありませんが
 大分県南落語組合から猫々亭楽珍さん・奥さんと
 恒例のお城での記念写真です。

 奥さんは今話題の歴女(れきじょ)!
 打ち上げでも歴女の本領を発揮されていました。
 久しぶりのひまわり社中の皆さんです。

 三味線は小松亭緒々箏さん

 太鼓は初太鼓の志熨家かりんさんです。

 太鼓を自宅に運んで稽古をしてきたかりんさん。

 見事なバチさばきでした。

 さんさん新聞にも写真が載ってますので見てください。
 早速、高座の感触を確かめる楽珍さんです。

 高座作りや目隠しなどの準備は

 さんさん広場のみなさんにいつもお手伝いいただき

 素早く出来上がります。人数が少ない時には

 本当に助かります。
 席亭の本間さんは今回が最後となってしまいました。

 あの謎かけが聞けないのは寂しいですね。

 会を代表して小花さんからささやかなプレゼントが・・・。
 まずは山椒家小粒さんの「落語豆知識」です。

 社中が久しぶりでしたので下座の話で

 会場を暖めました。
 
 猫々亭楽珍さんの演目は「転失気」です。 

 思わずマクラで本名を言ってしまった 楽珍さん。

 そうなんです。県南落語組合のみなさんは

 地元で出演される時は本名で高座に

 上がられるんです。
 汚いことを言ってもさらりと聞こえる楽珍さん。

 とぼけている和尚さんと

 可愛らしい珍念さんとの掛け合いが

 とても雰囲気があって、会場は爆笑の渦でした。
 久しぶりに参加の双葉乃小花さんです。

 今回はお茶子さんでリハビリ開始です。
 落語豆知識に続き2度目の登場の

 山椒家小粒さんです。

 演目はお客さんからのリクエスト演目「目黒のさんま」

 落語には季節を感じる演目がありますが

 「目黒のさんま」もその中の一席ですね。
 この日は何故かお客さんからいろいろと

 突込みが入り噺が中々進みません・・・。

 これも小粒さんのキャラクターでしょうか?

 どうなることかと思いましたが、

 なんとか、サゲまでたどり着きました。
 出番を待つ楽珍さんです。

 ちょっと隠し撮り・・・エヘ 
 楽珍さんの2席目は「崇徳院」です。

 恋わずらいの若旦那が絶品です。
 オリジナルのくすぐりも入って

 おかしくも粋な高座でお客様も

 楽珍落語に魅了されました。
 久しぶりのはる華さん、楽珍さんの奥様には
 会場でチラシ配りやお客さんの案内をして頂きました。
 ありがとうございました。

 楽珍さんのおっかけの宮地さんご夫妻
 次期席亭の竹腰さん、
 久しぶりのメンバーなども加わり賑やかです。

 朝日さんさん広場の皆さんいつもありがとうございます。
 大分からの皆さんもさんさん新聞に大感動でした。
  
クリックすると拡大します
 「第43回さんさん寄席」の

 さんさん新聞をご覧下さい。
 打ち上げはいつもの室町商店街にあります

 「久津の葉」さんです。

 大分特産品の「かぼす」の切り方を熱弁されているのは

 楽珍さんのおっかけの宮地さんです。
 
 宮地さんの小倉在住の親友の方も参加し、

 いつも以上の盛り上がりでした。

 久津の葉さん、ご馳走様でした。 



  
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