第四回 さんさん寄席
とき:2003年11月23日(日) 時間:15:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 第4回さんさん寄席は豪華メンバーが
 勢ぞろいで面白さテンコ盛りです。
 
 
 小倉出張所恒例の小倉城での
 記念写真です。前日の天気予報では
 寒くなるはずが豪華メンバーの方々の
 熱気でぽかぽか陽気でした。
 

 でも、なんかおかしいですねぇ〜。
 
 
 今日は小倉出張所専属
 ひまわり社中のデビューの日です。
 社中は三味線の小松亭緒々箏さんと
 鉦の葵之小きみさんです。
 太鼓の日向乃小さとさんは欠席です。
 
 今回は落語家さんの他にも
 豪華出演者の方がいらっしゃいます。
 三味線の楽笑亭小きぬさんと
 太鼓の粗忽家酔書さんです。
 お二人は福岡を拠点に活動されています
  
 笛は南遊亭栄歌さんです。
 まだまだ豪華出演者の方が
 いらっしゃいます。
 名古屋の「楽語の会」リーダーの
 竜宮亭無眠さんです。
 
 今回は落語はしていただけませんでしたが
 次回は是非落語を・・・。
 
 今日の落語豆知識はスペシャル豪華
 落語家さんのおひとり噺の会じゅげむ
 本店の生字引の潮吹亭くじらさんと
 「お囃子について」です。 

 今日は生のお囃子ですから
 見に来ていただいたお客さんは
 ラッキーです。
 
 お囃子の始まりは上方落語からだそうです。
 上方では落語は外でやっていましたので
 お客さんを集めるために始めたのが
 江戸に伝わりました。
 
 落語豆知識の後は小粒さんの落語です。
 今日の噺は前座噺の「つる」です。
 
 着物を新調して気合充分でしたが・・・。

 「つる」と言う噺を知っている人は
 途中からなんかおかしいぞ〜と
 思ったかもしれませんが
 そうなのです、
 噺を忘れてしまい何回も
 ご隠居さんの所へ行っていました。
 ご隠居さんはちゃんと噺を
 覚えているから不思議ですねぇ〜。
 
 なんとかサゲを言えて
 ほっとした小粒さんでした。
 
 
 今日のスペシャル豪華落語家さんの
 おふたり目の「南遊亭栄歌」さんです。
 栄歌さんは三重の
 「寝床の会」のメンバーで、
 社会人落語選手権で二連覇を
 しています実力派です。
 
 今日の噺は十八番の「代脈」です。
 お仕事がお医者さんと言うこともあり
 マクラからお医者さんネタで会場は
 大爆笑でした。
 
 
 栄歌さんはいろいろな所からお呼びがかかり
 出演をされています。
 
  
 代脈は大先生の変わりに若先生が
 往診に行くのですが・・・。
 
 栄歌さんオリジナルの言い回しで会場を
 沸かせていただきました。 

 今日は大入り満員で立ち見のお客さんも
 出ました。
 お茶子の小雪さんです。
 噺に夢中で
 めくりを忘れてしまいそうでした。

 次に出番のくじらさんの顔も奥に
 ちらっと・・・。

 
 改めて登場の潮吹亭くじらさんです。
 噺の会じゅげむ本店からは三人目です。
 
 くじらさんは落語以外にも
 今年日本一にダイエーホークスの歌を
 歌ってくださいました。
 これは阪神が日本一になれなかったら
 さんさん寄席でダイエーの応援歌を
 歌うと言う約束を事前にしていたので
 約束通りに歌っていただきました。
 
 ありがとうございます。
 
 落語のほうは「いとこい落語」です。
 9月25日に亡くなられました
 夢路いとしさんを偲んでいとこい漫才の
 十八番「ジンギスカン」を落語にした
 新ネタです。 
 
 落語を自分で書ける人は
 アマチュアの中ではそう何人もいません。
 
 さすがです。お客さんの中には
 涙ぐんでいた人もいました。
 羽織姿もまたまた凛々しく再度登場の
 栄歌さんで噺は「餅屋問答」です。 
 
 栄歌さんのマクラの噺は実体験もあり・・・で
 詳しく知りたい方は栄歌さんのHP
 「栄歌の部屋」をご覧ください。
 (けっしてあやしい部屋ではありません、
  ・・・たぶん)
 
 
 落語の「餅屋問答」は
 住職不在の禅寺の後釜に居座った
 男の所へ、永平寺の雲水が問答を挑みに
 来て、困った男は餅屋のおやっさんに助け
 を求めます。大和尚になりすました餅屋さん
 問答を適当にごまかしているうちに、
 なんと雲水を問答で負かしてしまします。

 しぐさも面白くて、
 今日は本物の落語を
 聞かせていただきました。
 今日は落語が四席ありましたが
 最後まで大勢のお客さんでいっぱいでした。 
 ありがとうございます。
 最後にご出演の皆さん、小倉出張所の
 メンバーと記念写真です。

 無眠さん
 次回は落語での出演お待ちしております。
 
 皆さんのHPです。
 
     栄歌の部屋 / 楽語の会  

         噺の会じゅげむ  
 出演者全員ではありませんが打ち上げの
 記念写真です。
 
 可愛い女の子は何度か登場していますが
 小きみさんのお子さんです。

 

 盛り上がった打ち上げのしめは
 大阪締めでした。
 
 お店の中でちょっと目立ってしまいました。

 皆さんお疲れ様でした

 大阪締め 打〜ちましょ(パンパン)
         も一つせ(パンパン)
         いおう(祝う)て三度(パパンパ)
         おつかれさまでした〜
                (パチパチパチパチ)
  
  では、皆さんご一緒に・・・。 


第三回さんさん亭

とき:2003年10月5日(日) 時間:15:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 第3回さんさん亭は
 昨日に引き続き 
 噺の会じゅげむから
 「洋酒家巧駆」さんの登場です。
 
 本当は小倉に遊びに来たのに
 すみませんでした。
 
 小倉出張所お決まりの(いつから?)
 小倉城での記念写真です。
 今日の落語の豆知識は
 上方落語には欠かせない
 「見台と膝隠し」です。
 
 上方では落語の始まりは
 大道芸でした。 
 そのためお客さんをひきつけるために
 小拍子を見台で鳴らしていました。
 膝隠しは噺によっては動きがあるので
 裾の乱れをかくすためです。

 ☆この見台と膝隠しは、
 ボランティアの藤原さんの手作りです。
 小倉オリジナルの見台と膝隠しは
 画期的な折りたたみ式です。
 特許も取れそうですね。
 巧駆さんの一席目は「二人癖」です。
 
 人にはヘンな癖があるもので
 お互いの癖を利用して
 お金を取ろうということになりますが、
 どうなりますやら・・・。 
 さすがは素人名人賞の
 巧駆さんですね。
 
 キレのいい噺に
 お客さんも大笑いです。
 
 常連のお客さんも増えてきました。
 
 女性のお客さんに
 たくさん来ていただけたのは
 イケメンの巧駆さんのおかげでしょうね。
 
 小粒さんはひとりになったら
 どうするのでしょうね…。 
 久しぶりの登場の小雪さんです。
 
 いつもはビデオのセットをしたり
 写真を撮ったりしていますが、
 お茶子さんの仕事もしています。

 お茶子さんがいるのは
 上方だけです。
 
 お茶子の仕事は座布団を返したり、
 なびらをめくったりする事です。
 
 東京では前座の人が
 この仕事をしています。 
 さんさん広場でも
 11月9日まで
 「鉄腕アトムの軌跡展」が
 開かれています。
 
 アトムの展示物の中始まった
 小粒さんの今日の噺は
 こまっしゃくれた子どもが出てくる
 「真田小僧」です。
 親の弱みに付け込んで
 お小遣いをせしめようとする噺です。

 お気楽な小粒さんは
 今回も稽古をもろくにしないで
 高座に上がりました。
 巧駆さんのおかげで
 稽古の大切さを少しは
 感じたようでした(?)。
 お色直しも済んだ巧駆さんの
 二席目の噺は「竹の水仙」です。
 一文無の男が
 何日も宿に泊まり、
 宿代を請求されると
 裏山の竹を使って水仙を作りました。
 こんな竹で出来た水仙を
 どうするのでしょうか・・・。
 今回のさんさん亭は
 急きょ、開らかれましたが、
 今までで最高の人数のお客さんに
 来て頂きました。
  
 朝日新聞の北九州版に載せて頂いたり、
 館内放送をして頂いたりと
 いろいろサポートしてくださった
 さんさん広場スタッフの皆さんの
 おかげです。
 ありがとうございました。 
 今回の小倉出張所の記念写真は
 小倉オリジナルの見台と膝隠しを
 作っていただきました藤原さんと
 19日におじゃまします
 「ゆんたす珈琲館」のマスターと奥さん、
 えりちゃん親子と
 ひまわり姉妹の皆さんです。

 皆さん
 いつもありがとうございます。


 

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