と き:2007年8月5日(日)   時間:14:00
会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階(JR西小倉駅徒歩3分)
 4日、5日は『わっしょい百万夏祭り』です。
 わっしょいは「小倉祇園太鼓」「大里電照山笠」「黒崎祇園山笠」
 「若松五平太ばやし」「戸畑祇園大山笠」「八幡東ねぶた」と、
 新しいお祭りも参加し個性ある祭りを一度に楽しめる
 なんとも贅沢なお祭りです。

 祭りといえば浴衣に屋台ですね。

 小倉城周辺にもたくさん屋台が並び、お祭りムード一色です。

 いつもと違う賑やかさと熱気で街中がムンムンしています。
 第三十回さんさん寄席、四周年記念興行で新コンビが誕生しました。

 年齢差○○才の「M&H」お二人です。

 本番前に二人で何やら打ち合わせです。
 

 終演後には児風改め涼風亭児風改名記念の豪華粗品が当たる

 抽選会もあります。
 
 今回はケーブルTVの取材があるので

 早めに着替えをする児風さんです。


  児風「小粒さ〜ん、そこはダメくすぐったいよ〜」

  小粒「もうすぐ終わるからじっとしなさい・・・」

    何だか怪しい二人です。
 取材の様子を見守るお姉さん方です。

 この後、小絵夢さんもインタビュー取材がありました。

 放送日は9月1日から15日です。

 詳しくは「トピックスinじゅげむ小倉」に掲載しています。
 掲示板でもおなじみの「風林火山」さんから

 さんさん寄席四周年記念のお花を頂きました。

 ありがとうございます。

 また、「風林火山」さんの後輩の浦野さんにもご来場いただきました。

 重ね重ね、ありがとうございます。
 今回は落語の出番のない小絵夢さんですが

 前説、お茶子、M&H、最後の抽選会の司会と大忙しです。
 「本日はわっしょい百万夏祭り」の最終日にも関わらず
 第三十回さんさん寄席四周年記念興行のビックなイベントに
 お越し頂きましてありがとうございます。
 終演後には豪華粗品が当たる抽選会を行いますので
 最後までどうぞお楽しみください」

 このセリフと高座名の由来について児風さんまでつないでいきます。

 皆さん覚えてきたのか、心配です。
 開口一番はさんさん寄席に久しぶりの登場の小花さんです。

 演目はリクエストのあった「金明竹」です。

 噺は店で預かっている与太郎に掃除をやらせても

 店番をさせても役に立ちません。

 雨宿りをしている見知らぬ男に上等な傘を貸してしまいます。

 おじさんからそう言う時の断り方を教わりますが・・・。
 オレンジ色の着物がよく似合っていますね。

 小きみさんの演目はリクエストのあった

 夏らしい「青菜」です。
 噺は植木屋さんが仕事先で

 鯉の洗いと、柳蔭という酒を御馳走になります。
 
 菜も出してあげようとそこの旦那さんがおカミさんを呼んで

 「これ奥や、植木屋さんが菜をおあがりだ・・・」
 
 「旦那様、鞍馬から牛若丸がいでまして、その名を九郎判官」
 
 「じゃ義経にしておけ」

 隠し言葉にあこがれた植木屋さんさっそく真似てみますが・・・。
 決まりのマクラを少し忘れた小粒さんでしたが

 四年間やってきたキャリアで無事にこなし

 この四年間で変わった事は体重と年齢でしょうか?

 昔よりは少しは稽古をするようにはなりましたね。
 演目は「三年目」です。

 噺は病に臥せているおかみさんが自分が亡くなった後に

 旦那さんが若い奥さんをもらい、自分と同じように可愛がるかと思うと

 安心して死ねないと言うので

 後添えはもらわないから安心をしなさいと言い聞かせます・・・。

 先妻が亡くなって三年経った時、幽霊となって現れます。
 小絵夢さんと初めて会ったのは小学校4年生でした。

 今では落語にも厳しい、しっかり者の中学1年生です。

 落語はしばらく休業するとのことで、

 今回は落語以外でいろいろと協力してくれました。
 
 黒の絽の着物がよくお似合いの小まだむさんです。

 若い時に買った着物だそうですが(今でも若いですが・・・)

 今もスマートなので着られるのが羨ましい〜。
 演目はこれもリクエストにお応えして「子ほめ」です。

 噺はタダでお酒を飲もうとした男が

 お世辞の一つも言えないといけないと教わる。

 例えば、人は若く言われると気分がいいから、
 
 四十五の人には厄(四十一〜三)そこそこ、

 五十なら四十五と、四、五歳若く言えばいいと教えてもらうのですが・・・。
 今までに見た事がない児風さんの真剣な表情です。

 主任と言うことで気合の入り方も違うようです。

  
 「もうあたし達だめだと思うの・・・。別れましょうよ。」

 「ボクのどこが悪かったんだい?この通り謝るから、考え直してくれよ。」

 なんてねそんな風にも見えたりして・・・。

 
でも、まだまだそちらの方には興味のない二人でした。
 膝替りで登場したのは新コンビ「M&H」さんです。

 抽選会のお知らせとハンドゲームで一息ついて頂きました。

 今日ネタ合わせしたインスタントコンビのわりには

 とても息が合ってましたね。
 「よっ!待ってました」

 黒紋付の着物に袴姿で登場の児風さんです。

 紋は手ぬぐいのデザインにあります児風さんの似顔絵になっています。
  
 伯母さんがデザインしてくれました。

 児風という名前はお父さんが字画を考えてつけてくれました。
  
 演目は「紙屑屋」です。

 さんさん寄席の前に何度か高座でやっていますので

 堂々とした高座姿でした。

 噺は道楽の末に勘当になった若旦那が紙屑屋に奉公に行くのですが

 屑をより分けている最中に本や手紙が出てくる自分の世界に入ってしまい

 一向にはかどりません・・・。

 会場を大いに沸かせた児風さんでした。
 
 83名のご来場をいただきました。

 最後は皆さんで豪華粗品が当たる、大抽選会を行いました。

 まずは10名の方に涼風亭児風の名前入りブックカバーを

 3名の方には小風改め涼風亭児風の手ぬぐいが当たりました。

 手作りのブックカバーは小花さん手作り、

 手ぬぐいは児風さんの伯母さんが作ってくださいました。

 家族みんなにバックアップされて幸福な児風さんです。
 先日お世話になったPAMの声楽家の方も観に来てくださいました。

 若いお客さんが増えるのはとても嬉しいです。

 児風さんの手ぬぐいも一緒に記念撮影です。

 色は児風さんのこだわりで、何故か黒です。
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 第三十回さんさん寄席

  「さんさん新聞」

 今回は30回を記念しまして、メンバーからのコメントがあります。
 打ち上げはちょっと贅沢に「ちゃんこダイニング若」です。

 料理もお酒もとても美味しかったです。
     ランチョンマットは
 元若乃花関の手形になっています。

 前菜もおしゃれな小鉢に入っていました。


と き:2007年6月30日(土)   時間:14:00
会場:朝日さんさん広場 リバーウォーク北九州4階(JR西小倉駅徒歩3分)
 小倉城の瓦修復も終わり
 「新生 小倉城」(ビールのキャッチコピーみたいです!)として
 生まれ変わりました。
 写真ではよく分かりませんが、きれいになっているはずです。
 

 梅雨に入りお天気が心配でしたが
 雨は降らずにすみました。

 今回のゲストは四国・愛媛からお招きした芸乃虎や志さんです。
 虎や志さんは新居浜で落語を聴く会の代表として、
 新居浜市を中心に活動をしています。

 名づけて「メタボ三兄弟!」
 落語もお腹一杯お願いします。
 開演前は小倉出張所名物?「公開稽古会」です。

 小風さんは久しぶりのさんさん寄席の高座になります。

 早くお見えになったお客様にも笑ってもらえました。

 虎や志さんから指導をしてもらい

 直前ではありましたが、とっても勉強になった小風さんでした。
 久しぶりと言えば、ひまわり社中も今年初のお囃子です。

 半年ぶりとは思えない息の合った緒々箏さんとはる華さんです。

 本番もこの調子で、・・・お願いします。
 楽屋では何やら妖しい二人を発見。

 何をしているのか覘いてみると、

 虎や志さんに「襟止め」を付けて頂いているところでした。

 未だに手のかかる小粒さんです。
 前説はこの人にお任せをすれば安心のちえぞうさんです。

 風邪をひかれていて「声が出なくてすみません」と言っていましたが

 本番はしっかり声が出ていました。

 さすがプロは違いますね。
 虎や志さんが登場するやいなや

 会場からは「虎や志ちゃ〜ん」「じろ丸」「待ってました!」と

 掛け声がかかり拍手の嵐です。

 ・・・稽古をした甲斐がありました!

 あっと言う間に会場は虎や志ワールドに!
 
 虎や志さんの1席目は「宮戸川」です。


 噺は「ある晩、将棋に夢中になってすっかり遅くなって帰ってきたが、
 締め出しにあってしまう。
 
 どうしたものかと思案していると、隣家の船宿の娘お花も、
 カルタ取りで遅くなり締め出されたという。

 半七は叔父を頼って行こうとするが・・・」


 虎や志さんの女性はほんと魅力的ですね。
 小粒さんの演目はお客さんからのリクエストで「貧乏神」です。

 この「貧乏神」は上方の噺で

 小佐田定雄さんが枝雀師匠の為に書いたお話です。

 枝雀ワールドのこの「貧乏神」をどう小粒ワールドにするのか

 大変興味がありますね。

 映画「憑神」では西田敏行さんがあの貧乏神をやっていました。
 噺は奥さんに二度三度と逃げられた男が

 ある日貧乏神に取り付かれます。

 この貧乏神に「もう少し働け」と言われる始末。

 いやいや働きに出ますが根っからの仕事嫌い。

 とうとう貧乏神が持っているお金にも手をつけてしまいます・・・。

 前回同様、サゲを変えた小粒さんでした。
 今回は豪華にお茶子さんが二人です。

 一人はお馴染みの小花さんですが、

 もう一人は今回デビューの「小みき」さんです。

 実は緒々箏さんのお孫さんでした。

 寄席に興味があるようで

 自分からお茶子をやりたいと志願をして来ました。
 めくりにもありますように小風改め「涼風亭児風」となりました。

 名前の由来は

 北原白秋の「涼風小風」と言う詩にちなんでいるのですが、

 画数を見たところ「児風」にすると大吉と言うことで

 お父さんがつけてくれました。。

 宝塚みたいで爽やかな名前ですが・・・。(体型はメタボです)

 今後ともよろしくお願いいたします。
 児風さんの演目は「無精猫」です。

 噺は無精者の親子があまりに無精なために

 ろうそく火が家に燃え移り火事を出して焼け死んでしまいます。

 閻魔様の前に突き出されたこの無精者の親子に言い渡された

 試練とは・・・。

 着物が大好きな児風さん、普段から雪駄を履いているのですが

 この日は何故か靴を履いてきたため雪駄を忘れて来ました・・・ナゼ!
 「虎や志ちゃ〜ん」「待ってました!」と二回目の登場でも声がかかりました。

 これには虎や志さんも予想していなかったようでびっくりしていました。


 虎や志さんと言えば「美空ひばり」、

 美空ひばりと言えば「虎や志さん」ですよね。

 皆さん、お待たせを致しました。

 ここからはひばりオンステージです。
 2席目の演目は「替り目」です。

 噺はひばりさんが登場いたしますので駕籠ではなくタクシーですが

 酔っ払いの男が帰り道にどうしてもタクシーに乗ってくれと

 運転手に頼まれて乗りますがこれが家の前。

 毎度の事におかみさんも手馴れたものです。

 手拍子まで入り、宴会ムードの替り目です。

 大変楽しゅうございました。
 第二十九回さんさん寄席も補助椅子もなくなる

 約90名のお客さんにお越しいただきました。

 ありがとうございます。

 お客さんに小やすさん、遊歩さん、えくぼさんの顔も。

 さんさん新聞に小粒さんのコラム「天声落語」を載せていただいて

 6回目今回のテーマは「高座名」です。
 
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 第二十九回さんさん寄席

  「さんさん新聞」
 打ち上げはお馴染みの「焼きやき屋うろたんけ」さんです。

 前回のてい朝さんに続き、虎や志さんも広島出身と言うことで

 またまた広島人の集いとなりました。

 お久しぶりの小やすさんとは

 次回は漫才コンビとしての出演も見れそうですぞ!

 女児誕生でパパになった遊歩さんです。

 早くも親バカぶりを発揮しています。
 
 虎や志さんの落研の先輩も久留米からはるばるお越しいただきました。

 久しぶりのご対面のようで

 落研時代の話で盛り上がっていました。

 先輩、ありがとうございます。
 小きみさんはチラシ配りやお客さんの案内

 小絵夢さんは楽屋で小みきさんの話相手などで大忙しでした。

 

 二次会は怪しい先輩が加わり、「お粗忽」シリーズで盛り上がりました。

 虎や志さんお忙しい中本当にありがとうございます。
 


  
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