とき:2007年 4月29日(日)   時間:14;00
 会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階 (JR西小倉駅徒歩3分)
 小倉城の瓦修復も6月末には終了するそうですので

 次回の写真撮影が楽しみです。

 今回は広島演芸協会会長

 秋風亭てい朝さんです。

 広島演芸協会からは05年の千艘さん、06年の笑福さんに

 ご出演を頂いております。
 前日からGW突入と言うこともあり

 リバーウォーク周辺ではイベントが盛りだくさんです。

 小倉城のお濠では子どもたちがミニこいのぼりをかたどった布に、

 油性ペンで好きな絵やメッセージを書いたものが

 約2000匹が泳いでいました。

 中には願い事を書いた子もいたそうな。

 ん〜、めざしみたいでイベントとしては微妙ですね。
 小花さんファンの皆さんお待たせを致しました。

 昨年肩を脱臼をしてから静養をしていましたが

 徐々に活動範囲が広がり今回は前説をお願いしました。

 高座復帰も近いと思います。

 「目に青葉、山ホトトギス、初鰹」と小花さんの名調子で始まりました。

 ゲストの紹介、演目の紹介をしていただきました。
 
 今年からお客さんから頂きましたリクエストをやっていますが

 今回のリクエストの演目は

 「竜田川(千早振る)」と小きみさんの「長屋の花見」です。

 本来「竜田川」と言う演目はないのですが

 リクエストに「竜田川」とあったのですが、同名の演目がないため

 「千早振る」(前座噺)のことであろうということになりました。

 お客さんからは「千早振るではないよ」と声がかからなくて良かったですね。
 噺は娘に百人一首の歌で
 
 「千早振る神代もきかず竜田川から紅に水くぐるとは」の
 
 意味を聞かれ、物知りの兄貴のところに聞きに行くのですが、
 
 肝心の兄貴は歌の意味を知らないとも言えずに
 
 苦し紛れの話でごまかします。
 
 最後の「とは」で苦しんだあげく、「とはは、千早の本名だ」で終わるのですが

 今回は、小粒さんのオリジナルのサゲにしました。
 ひまわり社中がお休みでしたので

 緒々箏さんにはお茶子さんをやっていただきました。

 手ぬぐいを頭に巻いて一工夫されるところは緒々箏さんらしいです。

 お待ちかねのてい朝さんの登場です。

 仕事の関係で博多には行かれるそうですが、

 小倉にはなかなか来る機会がないとのことでした。

 小倉も楽しいお店やあやしいお店がまたくさんありますよ。

 でも、じゅげむのメンバーが一番あやしいかもしれませんね。
 てい朝さんの1席目は「紙入れ」(滑稽噺)です。

 噺はお世話になっている旦那が今晩留守なので、泊まりに来ておくれと
 
 かみさんから手紙をもらいます。しかし、

 帰って来ないはずの旦那がどういう訳だか帰ってきてしまいます・・・。

 色っぽい噺は男前の方がする方がいいですね。
 次に登場したのは小きみさんです。

 レッサーパンダの風太ではありませんよ。

 突然立ち上がったので何をするのかと思いましたら

 「小倉生まれで玄海育ちのひまわり娘、

 今日も元気に高座を勤めます」

 小きみさんの口上が出来ました。
 演目は「長屋の花見」(長屋噺)です。

 世間から貧乏長屋などと呼ばれている長屋の大家さん、

 長屋あげて花見に行こうと言うことになりますが

 根っからの貧乏ですからお酒や食べるものを買うお金がありません。

 そこで考えたのが「おちゃけ」に「たくわんとおこうこ」

 毛氈の変わりに「むしろ」を持ってお花見に出かけますが・・・。
 お色直しが済んだてい朝さんです。

 さんさん広場の楽屋には機材があり
 とにかく暑いのです、ちょっとしたサウナ状態・・・
 これはオオバーですが暑いのは間違いない!
 間違いない!と言っていた芸人さん今は見かけなくなりました。
 「あの人は今!」に出演間違いない!

 話はそれましたがこれから夏にかけて一段と暑くなること
 間違いない!
 てい朝さんと言えば、

 某国営放送のFMラジオの全国放送に出演をされているのですよ。

 皆さんお聴きになりましたか?

 「男前で声もいい」今回いらしたお客さんはラッキーですね。

 今までのゲストの方々が男前の方々ばかりでしたよ。

 皆さん男前でした・・・よ。

 たぶん、きっと、だったらいいなぁ〜

 ・・・そうに間違いない。
 演目は「子別れ」(人情噺)です。

 「子別れ」は上中下の三部作ですが主に「下」をやる事が多いです。

 噺は後妻に入った女郎とも別れて一人になった熊五郎は

 改心して真面目に働きます。仕事仲間や世間からも信頼されるようになり

 ある日、仕事に行く途中でわが子亀吉に出会います・・・。
 
 今回出囃子担当は小絵夢さんです。

 小粒さんと身長があまり変わらないような気がしますが・・・。

 皆さんてい朝さんの落語を真剣に聴いていました。
 GW期中でお客さんが来ていただけるか心配でしたが

 お陰さまで約80名のお客さんにお越し頂きました。

 ありがとうございます。

 皆さんにはさんさん広場スタッフの方が作りました

 出来たてホヤホヤのさんさん新聞をお配りしました。

 広場の皆さんいつもありがとうございます。

 この後は片づけをしていつもの打ち上げ会場へ移動です。
 第二十八回さんさん寄席
 
   「さんさん新聞」
 リバーウォークの近くの美味しい広島風お好み焼き屋

 「焼き焼き屋うろたんけ」です。

 店長さんも広島出身でここだけで広島県人が4人も揃いました。

 差し入れも店長さんのご好意でお店で美味しく頂きました。
 皆さんとても楽しそうです。

 やはり打ち上げはこうじゃなくちゃね・・・ビールも美味し〜!

 楽しく落語談義も盛り上がりました。
 これはこれはお二人さん、

 何やら近寄れないオーラが出ています。

 
 てい朝さん紙入れだけは忘れないでくださいね。

     皆さん、見なかったことにしてくださ〜い。



 
 とき:2007年 2月11日(日)   時間:14;00
 会場:朝日さんさん広場  リバーウォーク北九州4階 (JR西小倉駅徒歩3分)
 
 とうとう小倉城がネットですっぽり隠れてしまいました。

 雪はありがたい事に降りませんが冬らしく寒い日となりました。

 今回のゲストは「楽語の会」から竜宮亭無眠さんです。

 ハンティング帽子がとてもお似合いです。
 
 早くいらしたお客さんだけ見れる

 小倉出張所名物?公開稽古会です。

 さんさん寄席初高座のちえぞうさんが

 無眠さんに稽古をつけていただきました。
 恒例の前説担当は小きみさんです。

 出演者の紹介と演目の紹介をしてもらいました。
 竜宮亭無眠さんはさんさん広場へいらっしゃるのは3回目になります。

 1回目は高座には上がらずご挨拶だけでしたので

 高座に上がられるのは2回目となります。

 今回はご無理を言いまして3席たっぷりとお願いいたしました。
 まず開口一番は「冷蔵庫哀詩」です。

 噺の登場人物といいますか登場品目は

 自称高級牛肉さん・マヨネーズさん・プリンさん・アイスクリームさんや

 忘れてはいけない冷蔵庫の主ほたるいかさんなどで織り成す

 これはまさに落語のファンタジーやー(ちょい彦麿呂風)

 これではストーリーが分かりませんがとにかく面白いです。
 今年の演目は昨年12月にリクエストを頂きました中から

 やっていきますので

 リクエストして頂きました皆さんは

 どうかお楽しみに!
 今回は「粗忽の使者」です。

 噺は使者として赤井御門守の屋敷へ行った治武太治部右衛門が、
 
 あろうことか肝心な口上を忘れてしまいます。
 
 この男、昔から物忘れをすると尻をつねってもらうと

 思い出すと言う妙な癖があるのですが・・・。
 今回ひまわり社中はお休みのため

 緒々箏さんにお茶子さんをやっていただきました。

 上方落語では見台膝隠しは付き物ですので大忙しです。
 がらりと着物も変わり何とも渋い感じになりました

 無眠さんの2席目は「ねずみ」です。

 「ねずみ」もそうですが有名な彫刻職人、左甚五郎が登場するわけで

 他にも落語や講談でも有名な噺はたくさんあるわけで

 「竹の水仙」「三井の大黒」

 「抜け雀」だったりするわけで・・・。(北の国からの純風)
 
 噺は虎屋という旅籠を乗っ取られた主が

 ねずみ屋という宿屋を営む事になりそこへやってきましたのは

 かの有名な左甚五郎であります。

 この甚五郎が彫ったねずみが動きだしたからさあ大変です・・・。
 仲入後はお待たせを致しました。

 さんさん寄席初登場のちえぞうさんです。

 これからも度々出演しますので(勝手に断言していますが)

 皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
 演目は「都々逸一家」です。

 噺は英語の読み方が分からなかったので

 お父さんに教えてもらおうとするのですが

 これがいい加減な発音でして・・・。

 何故か英語の教科書に都々逸が書いてあります。

 これよりこの親子によります都々逸のガチンコ勝負とあいなる訳です・・・。
 お色直しも三度目となりました。

 いよいよ本日のメインイベント!

 平成18年度全日本社会人落語選手権大阪本選、優勝演目の

 「ちりとてちん」です。

 この噺をさんさん寄席ではやっていなかったのが本当に不思議でして

 この日を予言していたのか、なんだかなー(阿藤快風)
 噺はご隠居のところにやって来る男に何を出しても

 美味しい美味しいと言って食べる男と

 何を出しても美味しくないと言う男がおりまして、

 ある日この男意地悪をしようと思いつきます・・・。
 
 約3時間にわたるさんさん寄席も大入りで終える事が出来ました。

 企鵝さん、岡山からいらした廣加郎も加わり恒例の記念写真です。

 お客さんには出来ててホヤホヤのさんさん新聞を記念に

 お配りいたしました。
 第二十七回さんさん寄席
 
  「さんさん新聞」
 打ち上げはお馴染みの「うろたんけ」さんです。

 朝日さんさん広場からも近いし、料理が美味しいのはもちろん

 店長さんと奥さんが若くておしゃれなので

 いつもお世話になっています。
 イェ〜と元気な無眠さんですが・・・

 この後、無眠さんには悲劇が待っていました。   (つぎへ進む)
 小花さんに何やらされていますが

 何をされているのでしょうか?

 
 
 実は笑福さんと同じく苦手な納豆を小花さんに

 無理やり食べさされているのです。

 「小倉名物? 納豆キムチ」が皆さんをお待ちしております。

 納豆が苦手な方は覚悟して下さい。
 


  
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