第十二回さんさん寄席
とき:2004年7月18日(日) 時間:14:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 この日は小倉祇園太鼓の最終日と
 言うこともあって

 小倉城の周辺には露店がたくさん並んでいて

 とても賑やかです。

 2度目のご出演になります洋酒家巧駆さんです。

 巧駆さんは噺の会じゅげむのメンバーで京都出身

 この日は姫路から来てくれました。
 出番前の巧駆さんと小粒さんですが

 とても楽しそうで・・・

 打ち上げの相談でもしているのでしょうかねぇ〜?
 さんさん亭には「大入」の文字が・・・。

 席亭の小野さんは

 毎回会場やプログラムに工夫を凝らしてくれます。

 小粒さんの豆知識は「野ざらし」に出てきます

 「太鼓」についてです。この日が小倉祇園太鼓と

 言うこともあり、ひまわり社中の皆さんが

 祇園太鼓をちょっとだけご披露したところ

 お客様から大きな拍手を頂戴しました。
 昨年10月に出演を頂きましてから2度目の登場の

 巧駆さんです。

 ゲストが二席やるようになったのも

 巧駆さんからなんですよ。

 今年に入って初めての上方落語で
 小倉オリジナルの

 「見台と膝隠し」も今年初登場です。
 巧駆さんの一席目は
 「マキシム・ド・ゼンザイ」と言う

 ちょっと変わった名前の噺です。ガイドブックで

 美味しいと評判のお店に行きゼンザイを

 注文するのですがこれが何と聞いたこともない

 ゼンザイがたくさん出てきて・・・。 
 小粒さんの噺はリクエストを頂いていました

 「野ざらし」です。

 リクエストも残り2席となってきたのに

 また、リクエストを取る小粒さんです。

 この日リクエストを頂いたのが「骨ちがい」「花筏」

 「たらちね」と「天災」です。

 どうするんでしょうか…懲りない小粒さんです。
 小粒さんは、今回は大切な台詞を

 ほとんど覚えてなくって反省していたましたが

 今までで一番良かったとの声もあったとか…?

 ちょっと複雑な気持ちの小粒さんでした。

 噺は、
 
 ある日、ご隠居が釣りに行って

 人骨を見つけ供養をしてやると…。
 お色直しが済み、

 巧駆さんの2席目は 「千両みかん」です。

 噺の会じゅげむでは、ただ一人の落研出身の

 巧駆さんのしぐさはとてもきれいです。

 小粒さんの勢いだけの落語とは違い

 「はんなりとした落語」(勘米さん談)

 を聴くことができます。
 噺は夏の盛り、ある大店の若旦那が

 なにか思いつめている様子なので

 番頭が訊ねてみると、

 みかんが食べたくて仕方がないの 
 
 だと打ち明けられるのだが・・・。


 この日のネタはゼンザイとみかんでおなか一杯

 落語も堪能できて満腹です。
 恒例の記念写真には落語っこでおなじみに

 竿家青竹さんとおぼれる会でご一緒でした

 勘米さんのお顔も・・・。

 この日は70名のお客さんに来ていただきました。

 ありがとうございます。さんさん新聞を皆さんに

 お土産でお配りしました。

 
 第十二回さんさん寄席
 
  「さんさん新聞」
 最近おなじみのリバーウォークでの打ち上げです。

 この日にゲストに合わせまして小きみさんが

 デザートを手作りしてきました。

 ブルペンコンビの勘米さんと
 小粒さんは絶好調です。


第十一回さんさん寄席
とき:2004年6月27日(日) 時間:14:00
会場:朝日さんさん広場(リバーウォーク北九州4階)
 雨が心配なこの時期ですが
 お陰さまで晴れのさんさん寄席となりました。

 今回は「内浜落語会」の
 粗忽家勘珍さんがゲストです。

 恒例の小倉城での写真撮影では
 こんなにお茶目な勘珍さん・・・。

 実は小粒さんが
 「皆さんユニークなポーズで
           写真を撮っていますヨ」
 と言ってしまったからなんです。

 「勘珍さんごめんなさい。
 皆さんまじめに撮ってます。

 …でもこのほうがいい感じでしょ」(小粒)
 さんさん亭あるじ小野さんの紹介で登場した

 小粒さんの落語豆知識は「猫の皿」についてです。

 古今亭志ん生師匠が「猫の茶碗」と言う演題を

 「猫の皿」に変えたと言われています。

 志ん生師匠はこの種の改作が好きで

 他にも「犬の災難」を「猫の災難に」

 「笠碁」を「雨の将棋」などに、変えています。
 勘珍さんは小学5年生から落語を始められ

 若いのに落語歴17年のベテランです。

 小倉城での写真撮影の後、発声練習を済ませ

 準備OKの勘珍さんの落語は「ん廻し」。

 夏を先取りで浴衣での登場です。

 よーくお似合いです。
 「ん」のつく言葉を言ったら、その数だけ

 田楽を食べることが出来るというルールで

 若い衆が集まって、一杯やることになりますが…。



 勘珍さんオリジナルの「ん」の付く言葉も出て

 会場を沸かせています。
 本番前の音合わせ中の
 ひまわり社中の皆さんです。

 太鼓の音は雨だといい音が出ないので

 気を使いますねぇ〜。

 今回も意気のあったところを見せて下さっています。
 出番前の小粒さんです。

 今回は?稽古をする時間が少なかったので

 心配をしています。

 落語はお客さんのリクエストにお答えをして

 「猫の皿」です。

 当会本店の拾八さんが以前やっていたので

 アドバイスをしていただきました。

 でも、やっぱりちょっと不安かなぁ〜。
 江戸時代にも骨董のブームがあったようです。

 骨董を探して歩く人を果師(はたし)と言いますが、

 その果師がとある田舎でめったに
 見ることが出来ない

 高麗の梅鉢と言う名品を見つけました。

 しかしその高麗の梅鉢は猫のえさ皿として

 使われています。何故・・・!。
 お色直しが済んだ勘珍さんは

 楽屋でも熱心に稽古をしていました。
 二席目は「蛙茶番」です。この噺は小学生の時に

 覚えたそうです。おませさんですねぇ〜

 町内の連中がお祭りに、芝居を演ることになったが、

 誰がどの役をやるのか決めるのが大変

 忍術で出てくる、大きなカエル役をめぐって

 大変なことに・・・。
 演じ方によっては下品になりかねない噺ですが

 勘珍さんの力量とキャラクターで

 満席のお客様をわかせていただきました。

 さすが芸歴17年の若手実力派!
 さんさん亭にはおなじみのお客さんも

 来ていただけるようになりました。

 嬉しいですねぇ〜。

 開演時間を2時からに変更したのですが
 
 今回は65名のお客さんに来ていただきました。

 ありがとうございます。

 お土産としてさんさん新聞が配られました。
 
 先日菊朗さんの落語会でお世話になりました

 まり毬さん親子とお茶目な2のKタンさんも

 ご一緒にお疲れ様でした。

 打ち上げは近くのカフェで

 落語談議?で盛り上がりました。
 第十一回さんさん寄席
 
 「さんさん新聞」


  
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